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春の神秘
安藤 光代
イレズミフエダイは、普段、数百メートルもの深海に住む魚ですが、産卵のため、春先の特定の時期になると、浅場に浮上し、大群を形成します。
ペリリューではピーク時で数万匹ともいわれますが、新月を過ぎればあっという間にその姿すら見られなくなります。群れの巨大さにも限定的な出現の周期の厳密さにも驚かされる、まさに神秘的な光景です。
【撮影地】ベリリュー(パラオ)
【水深】25m
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初夏のきらめき
安藤 光代
沖縄では春から夏にかけてキンメモドキが増えます。
撮影時には、キンメモドキを中心とした小魚の群れが、真っ赤なイソバナを取り囲み、躍動感のある色鮮やか
な世界を演出して、夏の訪れを感じさせていました。
【撮影地】慶良間(沖縄県)
【水深】16m
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Heart in a Clear Blue Sky
安藤 光代
強烈な太陽光が降り注ぐ透明度抜群の海で、ブラックフィンバラクーダの群れを見上げると、まるで、太陽がまぶしい澄み切った青空にハートが浮かんでいるかのようでした。
【撮影地】パラオ
【水深】18m
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真昼の幽霊海月
佐々野 浩
真夏に冷水塊に覆われた八丈島。栄養豊富な深海から、冷水塊の申し子がやって来ました。
【撮影地】八丈島(東京都)
【水深】2m
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よりあい
長尾 美和
変化する群れの形。この時は丸みを帯びたフォーメーションでこちらにゆっくり迫ってきました。
【撮影地】沖縄
【水深】15m
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針地獄
今里 直
5ミリに満たないこの勾玉蝦にとって己の世界は、この海胆の中。傍から見れば針地獄にしか見えない海胆の中であるが勾玉蝦にとってみれば安全で衣食住満たした極楽なのかもしれない。
【撮影地】アニラオ(フィリピン)
【水深】10m
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小さな命
備後 弘子
海の中のこんな小さな生物も、天敵に見つからないように、周囲の環境に擬態しながら必死で生きています。
私たちダイバーにとっては、人気者のアイドルです♪
【撮影地】レンベ(インドネシア)
【水深】26m
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Another Planet
中川 幸洋
カリマンタン島の近海に、浮かぶ小島。島に上陸し、10分ほどジャングルを歩くと4種類のクラゲのパラダイスに到着します。
岸際に密生するマングローブからの木漏れ日と、湖底を彩る水草の中、無数のサカサクラゲが生活している風景には異世界に来た感覚にさせられます。
【撮影地】カカバン島(インドネシア)
【水深】2m
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夕影
吉川 由布子
陽が傾きはじめて、『そろそろ上がろうかな』と思ったときに撮った1枚。
落ち着いた雰囲気のイルカもいいものです。
【撮影地】バハマ
【水深】3m
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overlap dolphin
白井 光夫
ずっと重なりイルカが撮りたくて・・・通いに通ってやっと撮れた一枚です!
【撮影地】御蔵島(東京都)
【水深】1m